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新しいことわざの世界

古いことわざを組み合わせて新しいことわざを作るブログ

諺ひとり旅:新しいことわざファミリー

諺ひとり旅 ビジネスことわざ

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今月は、2作の新作を発表できた。

このスローぶり。

改心のスローペースと言っても過言ではない。

7月でこの調子なら、8月は世間的にお休みモードなので、せいぜい1~2作程度でも充分に「勤勉」といえるレベルではないか。

と、今から読者の期待値を低めに抑えておきたい。

 

ところで、幻冬舎見城徹サイバーエージェント藤田晋による共著「憂鬱でなければ、仕事じゃない」を読んでいたところ、新しいことわざファンには見逃せない記述を発見した。

 

「ハア?幻冬舎なんて、チャラチャラしたアホ芸能人に本を書かせてるだけだろ?」

「サイバー何とかなんて、アメブロとかそんなんだろ?そんな本、読んでんじゃねェよ!」

 

と思っている皆さんも、ぜひ以下の部分をよく読んでほしい。

 

 

見城徹は、判で押したように天気の話題を持ち出す、表面的で心ないホテルマンの態度に真摯さが足りない!とご立腹なのである。

 

先だって、いつも天気のことを言ってくる、あるホテルのドアマンに、とうとうこう言った。

「あのねえ、何かほかに言いようがあるだろ。“客に天気の話をするのは、最低のホテルマンである”っていう有名な格言がドイツにあるように、天気の話題ほど安易なコミュニケーションはないんだよ」

格言のくだりは、その場で思いついた、でたらめである。

 

この部分を読んで、皆さんははどのように思われるであろうか。

素直に「もっと話題に気を遣おう!」と考えるか、あるいは「でたらめを言ってまで説教したがるクソじじいだなコイツ!」と思うか、大方いずれかではないだろうか。

しかし、新しいことわざマニアの場合は「ここに自分と同じ仲間がいる!」という嬉しさに飛び上がるのである。

本気で作ろうと思っても、ここまで自然なでたらめは「その場で」思いつけるものではない。

正直な話、本書の中で最も感銘を受けた一節である。

格言も諺も似たようなものだし、この本の他の部分の表題もことわざチックなテイストに貫かれている。

ここは一つ、「新しいことわざファミリー」の一員として、見城徹氏を勝手にお迎えしたい。

皆さんも、似たような例を見つけたらどんどん報告してほしい!

 

 

 

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では、家元は帰るぞ。

秋茄子は本能寺にあり

無意味な報告やニュース、情報のこと。

形式的な会議や、内容の薄いやり取りを批判的に捉えて使うことも多い。

 

上司:何でも報告するんだぞ!

新人:はい!では、報告いたします!

上司:何だ?

新人:昨日、隣の家のポチが!

上司:どうした?

新人:えさを食べていました!

上司:小学生の絵日記か!そういう無意味な報告を「秋茄子は本能寺にあり」というのだ。

新人:はい!

上司:わかったか?

新人:報告します!「秋茄子は本能寺にあり」という新しいことわざを学びました!

上司:それはもういらん!

新人:ちなみに、今回で「新しいことわざの世界」は百回目だということです!

上司:そういう報告が無意味だと言っているのだ!

新人:ぎゃふん。

 

やがて秋茄子へと到る

やがて秋茄子へと到る

 

 

 「秋茄子は嫁に食わすな」「敵は本能寺にあり

鉄は熱いうちに不善をなす

鉄はまだ熱いうちには、人間に火傷をさせるなどして迷惑をかけるものの、冷えて固まってからは建築物や道具の材料となり大いに役立つ。

このように、人間もまた幼い頃には周囲に迷惑をかけるものだが、長じては立派に成長するのだから心配はいらないのである。

むしろ、子供のうちは大いにいたずらをし、のびのびと育つのがよろしい。

 

サザ子:こらー!カツ郎!

カツ郎:へへーんだ(走り去って逃げる)。

サザ子:またいたずらして!!

波之介:待て待て、そんなに怒らんでもよい。

サザ子:だって……。

波之介:「鉄は熱いうちに不善をなす」と言って、子供の頃は悪さをするくらいで丁度よいのじゃ。

サザ子:だって、お父さんの大事な掛け軸にペンキを塗りたくって、スプラトゥーンごっこをしてたんですもの。

波之介:ぎゃふん。

 

Splatoon (スプラトゥーン) [Wii U]

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「鉄は熱いうちに打て」「小人閑居して不善をなす」