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新しいことわざの世界

古いことわざを組み合わせて新しいことわざを作るブログ

諺ひとり旅:ことわざお別れ会

どうも最近、「新しいことわざの世界」に割く時間が減り気味になってきている。 そこで夏の終わりと共に、このブログも一旦は休止してみようではないかということになった。 もはや言い残すこともない。 立つ鳥あとを濁さず。 では、家元は帰るぞ。

諺ひとり旅:新しいことわざファミリー

今月は、2作の新作を発表できた。 このスローぶり。 改心のスローペースと言っても過言ではない。 7月でこの調子なら、8月は世間的にお休みモードなので、せいぜい1~2作程度でも充分に「勤勉」といえるレベルではないか。 と、今から読者の期待値を低…

秋茄子は本能寺にあり

無意味な報告やニュース、情報のこと。 形式的な会議や、内容の薄いやり取りを批判的に捉えて使うことも多い。 上司:何でも報告するんだぞ! 新人:はい!では、報告いたします! 上司:何だ? 新人:昨日、隣の家のポチが! 上司:どうした? 新人:えさを…

鉄は熱いうちに不善をなす

鉄はまだ熱いうちには、人間に火傷をさせるなどして迷惑をかけるものの、冷えて固まってからは建築物や道具の材料となり大いに役立つ。 このように、人間もまた幼い頃には周囲に迷惑をかけるものだが、長じては立派に成長するのだから心配はいらないのである…

諺ひとり旅:今年の下半期は……

今月は「月に一回あるかないかの更新」と予告しておいた。 公私ともに多忙のため、やはりこのブログはほとんど更新できなかった。 たった一回だけ。 だったのであった。 しかし、月に一回くらいですよと予告して、本当に月一回になってしまうブログというの…

国破れてつついて蛇を出す

「叩いてかぶってジャンケンポン」というゲームの名前を忘れた時に使う、限定的な代替ことわざ。ゲームに限らず、人名や地名、専門用語を思い出せない時などの場合にも積極的に使ってみたい。 甲:ほら、あの棒で叩くアレやろうよ。 乙:アレで済ませようと…

諺ひとり旅:来月から月一回ペース以下に……

今月は週一回ペースで何とか乗り切ったが、多忙のため来月は月に一回更新できるかどうかすら怪しくなってきた。 こうなったらもう、月に一度でも更新されていたら、その月は「あたり」、更新がなければ「はずれ」といった調子で、一種のおみくじのようなブロ…

苦虫は口に苦し

苦い虫を口に含んで噛んでみると、当然ながら苦い味わいであるという、当然過ぎるほどの当然さを強調していることわざ。 甲:さあて、今日のおやつは苦虫だぞ。さっそく口に含んで噛んでみよう。 乙:うわあ、きっと苦いぞ。 甲:おーっと!ジュワッと広がる…

腹が減っては団子

いつも同じものばかり食べている人もいるのだから、贅沢をするなという戒め。 子:また今朝も納豆かよ!もう食えねえよ! 母:馬鹿言ってんじゃないよ!残さずお食べ! 子:もう食い飽きたんだよ! 母:江戸時代の団子屋は、腹が減っては団子、団子、団子の…

論語読みの人の痛さを知れ

真面目に「論語」を読んでいると、「気取っている」「格好つけている」などと思われ、かえっていじめられたりする世の中である。 教養ある人(論語読みの人)の心の痛みを少しは考えよという教え。 悪童A:やーい「論語」なんか読んで、気取っている奴がいる…

幽霊の歩く姿は百合の花

「歩く幽霊」が出没するという心霊スポットに行ってみると、その正体は夜風に揺れる百合の花であったという。 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と同じ意味であるが、ガッカリ感を払拭し、風情とビューティ感を増している、21世紀の代替ことわざ。 先生:では皆…

諺ひとり旅:来月から週一回ペースに

このブログは「週に二回更新」というスローなペースでお送りしている。 そして、来月からは週に一回へと、さらにスローダウンする予定である。 だが、さぼっている訳ではない。 四ヶ月コツコツとやってきた結果、それなりに数が増えてきて五十音表のお終いの…

坊主憎けりゃ魂入れず

職人:ちきしょう、あのクソ坊主だけは許せねえ! 仏師:女や子供、貧乏人を食い物にして生き血をすするという、あの極悪人の目僧正か……。 職人:あんな奴のために苦労して、仏像を造るなんて馬鹿げてるぜ! 仏師:そんな時は、適当に形だけ整えておけばいい…

立っている者はただの人

取り越し苦労のこと。 某:あっ、あそこに立っている人は社長かな?挨拶した方がいいのか? 人:……。 某:違うかな?もしかしてこの間、一緒に飲んだPさんかな? 人:……。 某:だんだん近づいてきたぞ。よく見えないけどQさんっぽいか? 人:……。 某:あっ、…

読書百遍より近くの他人

優れた書物を百回も繰り返して読んで学ぶより、近くに居る他人に訊いてみた方が、得るものが多く、すぐに答を知ることができる。 近所の付き合いは大切だという教え。 某:一年で「我輩は猫である」を百回も読んだぞ! 近所の人:ふーん。 某:俺はこの名作…

鼎の軽重の横好き

甲:この鼎は軽そうだな。 乙:いや、どうも重そうだ。 甲:軽いに決まっている。 乙:重くて当然であろう。 (そこに丁がやってくる) 丁:愚か者!!たわけ者!!痴れ者!! 甲と乙:何だと? 丁:この鼎は、横から見た姿の美しさにこそ価値があるのだ! …

寝耳に釘

楚の国に、ひどい寝坊を繰り返す目さんという男がいた。ある時、いつまでも気持ちよく寝ている様子に腹を立てた女房が、耳の穴へ五寸釘を打ちこんだため、死んでしまった。 寝坊を繰り返す人物を本気でたしなめ、脅す時に使う恐怖ことわざである。 お母さん…

諺ひとり旅:何とか書き終えた

今月は火曜と木曜に更新する予定で、もう大体のところは書き終えているのでほっとしている。 しかし、このペースは今月が最後で、来月からは週に一回(火曜日)の更新になる。 皆さん! 今後は、週に一回読めばこのブログとの付き合いを果たしたことになるの…

ミイラ取りが頭を垂れる稲穂かな

(続き) 隊長:何百人ものミイラ取りが訪れ、誰も帰ってこないという奥の間がここか。 声マン:ああ。 隊長:声しか聞こえない銃の達人、声マンの協力のおかげで、ついにここまで来たぞ。 声マン:いよいよだな! 隊長:よし、扉を開くぞ! ゴゴゴゴゴ…… 隊…

鬼が出るか豹変する

探検隊が洞窟や地下通路などを通っている場合、後はもう鬼(怪物)が出るか、隊員が豹変するかのいずれかである。 素人にでも予想できるようなありきたりな成り行き・展開のこと。 隊長:もうすぐだ!あの曲がった通路の先に、きっと……! 隊員:はあ、はあ、…

諺ひとり旅:ままにならぬが浮世なりけり

ちょうどこのブログと同じ時期に「問い」というブログも始めた。 questions.hateblo.jp 当初はレコードでいうと、 A面が「新しいことわざの世界」=明るく華やか、親しみやすく分かりやすい B面が「問い」=地味で目立たない、今ひとつ一般受けせず分かり…

泥棒を見て馬謖を斬る

まったく無関係な人物に対して、過度に八つ当たりをすること。 主人:あっ、泥棒だー!待てー! 泥棒:へへへ、さいなら~(走って逃げる)! 主人:あー腹立つわ~!おい、ちょっと!馬謖!馬謖はいるか? 馬謖:お呼びでございますか。 主人:お前を斬る(…

遠くの親戚に油揚げをさらわれる

遺産相続に関する対策や準備を怠っていたばかりに、ほとんど会ったこともない親戚に遺産を持っていかれてしまうこと。 太郎君:あっ、それは僕が焼いていたカルビなのに! お父さん:うっしっし!上カルビは美味いのう! 太郎君:ひどいよ! お父さん:お前…

捕らぬ狸の苦しみ

まだ捕らえてもいない狸の苦しみを想像して、自分も苦しむこと。 思い入れが強すぎる場合に、それを諌める意味で使われる。 探偵:すでに分かっています。犯人が今、どこにいるか……。 依頼人:どこにいるんだ!早く言ってくれ! 探偵:そして、犯人の心の苦…

二度あることは三分の理

何かが続けて二回も起こった場合、それは偶然ではなく、小さいとは言え何らかの理由によるものである。 物事の原因、理由、因果関係を常に意識し、見極めよという教え。 監督:開幕からいきなりの二連敗か。お前ら、たるんでるぞ! 目選手:監督!「二度ある…

憎まれっ子、一兎をも得ず

周囲から憎まれていると狩猟の際に孤立してしまい、兎一匹の成果すら得ることができないという、原始時代から伝わる古代ことわざ。 現代における仕事や長期のプロジェクト、イベント、催しごとの運営等も同様で、周囲の人々との連帯と協調が必要である。 原…

諺ひとり旅:このブログの更新ペース

このブログもやっと落ち着いた雰囲気になってきたので、今後もゆったりとした週二回程度(火曜と木曜)のペースでお送りしたい。 「諺ひとり旅」は大体、月に二回くらい(毎月10日と30日)のペースで近況や予定や雑感を書くことにする。 さて、相変わらず「…

どんぐり面に蜂

どんぐりのような顔をした人物が酷い目に遭った際にだけ使う、限定的なレアことわざ。 アナウンサー:錦織選手、まさかのストレート負け!初戦敗退です! 解説者:まさに「どんぐり面に蜂」ですな。 頂点への道 作者: 錦織圭,秋山英宏 出版社/メーカー: 文藝…

亭主の好きな犬に手を噛まれる

亭主の可愛がっている犬が女房の手を噛むことがあるように、夫婦は運命共同体ではない。 夫婦という関係はしばしば、利益や趣味嗜好が相反するという意味。 夫:そうだ、DVDを借りて「午前三時のゾンビ病棟」を観なきゃ。 妻:やめてよそんな映画! 息子:僕…

鶴は千年、休むに似たり

鶴は立派で縁起のよい動物とされている。ところが、その実態となると何をしているのか分からない、いわば長寿だけが取り得の動物であるにすぎない。 外見だけを取り繕って、実質の伴わない人物や物事を指す。 病弱な子供:僕、ホームランを打つ目選手の姿を…

蟹は栗を拾う

「猿蟹合戦」の蟹は戦いが終った後で、きちんと後片付けをし、栗を拾ったという。 どのような場合でも、後片付けやマナーが大切だという教え。 生徒:お腹が痛いなあ、立っていられないほどだ……。 先生:おっ!廊下の隅に落ちているゴミを拾っているとは、感…

金は天下の菖蒲か杜若 

どちらか分からない、どちらとも言えない、はっきりしないことを指す。 物事とは、しばしば明確に割り切れるものではないため、価値判断や態度を保留しておくべき際などにも使う。 若者:金なんかには目もくれず、自由に生きてやるぜ! 老人:待て、お若いの…

噂をすれば逃げるに如かず

噂話をしたがる人間が噂を話す前に、その場から逃げるのがよいということ。 他人の噂話は政治・宗教等と同様に、話題として避けた方がよい。 A美:ちょっと聞いて!あのドジなC江が、また失敗したのよ! B子:あっ!そういえば今日は、デコボコ食堂のレデ…

臍が茶を冷や水

信じがたいほどの奇怪な出来事や事件、現象を表すたとえ。 村人1:見ろ、こんな山奥の小屋にボーッと立っている爺さんがいるぞ! 村人2:あれが噂の仙人か?どうせ大したことねえんだろ? 村人3:あっ!臍からまばゆい緑色の光線が出た! 村人4:おお!…

壁に耳あり砂を掛ける 

村人:村長!だ、大事件ですぞー! 村長:そう慌てるでない。 村人:急に、壁から耳が生えてきたのですぞー! 村長:ま、適当にその辺の砂でもかけておくがよいわ。 (翌朝) 村人:早速やってみましたが、たちまち耳が消え失せたですぞー! 村長:はっはっ…

風が吹けば縁の切れ目

人との縁は、些細なことが原因で切れてしまうものである。 だからこそ、くれぐれも大切にせよという教え。 後輩: 卒業式だの、謝恩会だのなんて、行く意味あんのかよ?馬鹿くせえんだよ。 先輩:ふざけるな!馬鹿はお前だ! 後輩:えっ!? 先輩:「風が吹…

諺ひとり旅:来月は週二回

いよいよ作り置きの新しいことわざストックが切れかけてきたので、来月は少しペースを緩めて、週に二回くらいの更新にしてみたい。 厳密に言うと「新しいことわざ」そのものはまだ作成できるのだが、例文や会話のやり取りを考えるのに時間がかかるようになっ…

雀百まで滝登り

ある雀は、水の流れに逆らう滝登りに挑み、百歳になるまでそれを続けたという。 たとえ年齢が幾つになっても、成功の可能性が少なくても、不屈の精神で物事に挑み続けよという意味。 孫:英語のテストで0点を取っちゃった。がっかりだわ。 老人:わしは八十…

長いものには穴二つ

楚の国に目さんという、たいそう立派で長い一物をぶら下げていた男がいた。彼は自宅と妾宅を行ったり来たりする生活をしていたので、いつしか村の人々はどちらが本宅で本妻なのか判断がつきかねるようになった。 娘:ねえ、どうしてあのおじさんは二つの家を…

蛙の子の煮えたもご存じない

憎い相手を、きわめて巧みに騙している様子。 変なものを料理や食べ物に入れ、それを食べさせたくなるほど憎い相手に使う。 A子:まあ、美味しそうなシチューですこと! B子:おほほ、とっておきの秘密のレシピですのよ~(しめしめ、蛙の子の煮えたのもご存…

地獄で錦を飾る

長きに渡って悪事を重ね続けた者が、死ぬ寸前に少しだけ善行を為すこと。 悪者男爵:俺のような悪者が……、不治の病に侵されたからと言って、今さら心を入れ替えてもどうせ無駄なんだぞい! 魚面ライダー:遅くはない!たとえお前のような極悪人でも……! 悪者…

雑魚に二言はない

雑魚的なキャラクターや戦闘員など、軽い役柄には最初のひとこと以外にほとんど台詞が与えられない。 身分の低い者は、発言権がほとんどないという意味。 悪者男爵:わはは!幼稚園の給水タンクに毒を入れてやるぞい! 魚面ライダー:待て!お前たちの好きに…

青雲洗うが如し

青い空に浮かぶ白い雲を洗ったかのように汚れなく、一点の曇りもない清潔で高潔なようす。 少年:あの空に浮かぶ雲をご覧よ! 少女:とても白くて、きれいだわ! 少年:まるで、清く正しく美しいブログ「新しいことわざの世界」のようだ! 少女:「新しいこ…

上には上が蓋をする

組織の上部にはさらに上があり、しばしば下からの意見は押しつぶされてしまうものである。必死の思いで上層部へ直訴しても、もみ消されてしまうケースが多いという意味。 その一方で「駄目で元々であるから、大胆に挑戦すべきだ」という励ましの意味でも用い…

諺ひとり旅:輝け!第一回「新しいことわざオリンピック」表彰式

proverbs.hateblo.jp 今回は、愉快な企画「新しいことわざオリンピック」の表彰式である。

嘘から出た雄弁は銀

嘘をきっかけにして雄弁にペラペラ喋ると、土台がいい加減なだけに、損も得も一度にやってくるほどの騒ぎとなり、結局は酷い目にあう。 余計なことを喋るなという戒めである。 A君:おい、君はあの日、赤い服の幽霊を見たっていう噂だけど? B君:何だか霊…

心頭を滅却すれば後門の狼

精神を一つに集中しすぎると視野が狭くなり、背後から近づく災難に気付くことすらできなくなる。 物事に打ち込みすぎると、ろくなことにならないという戒めである。 教祖:おお!百日間もの寝ずの祈りが天に届いて、ついに雨が降ってきたぞ! 幹部:大変です…

ああ言えば塩

夫が「ああ、」と言いかけただけで、妻がそれと察して塩を渡す。息の合った夫婦の様子。 例文:ええ、新郎の山介さんと新婦の川子さんは、職場でも息の合ったコンビでありまして、既に一年前から「ああ言えば塩」の関係だなという専らの評判でございました。…

弘法は三界の首枷

先駆者が余りにも優れているため、後続の者がうまく育たないこと。 特定のジャンルや企業が衰退する場合等に使う。 ギター:ダメだなあ、初代のヴォーカルの時ほど人気が出ねえよ。 ヴォーカル:仕方ねえだろ!「弘法は三界の首枷」っつうくらいだからよ! …

去る者は祟りなし

自分の交際範囲から去る者は、たとえ恨みがましい言葉を言い捨てて去ったとしても、後々まで差し障りがあるようなことはほとんどない。 些細な人間関係など、切れてしまえば大抵はそこでさっぱりお終いである。 小さいことは気にせず、大胆に生きていこう。 …